ORDER

鋳型は、金属で型を作るダイキャスト、ゴムで型を作るラバーキャスト、原型を蝋でつくり石膏で型どる蝋型鋳造(ロストワックス法)など様々です。古くは土型や石型などもありました。
RBrassでは、砂型鋳造という古来から伝わる製法で、ブラスプロダクトを製造しています。

砂型鋳物は、表面に残る砂の味わいのあるテクスチャーを生み出し、また型を作るコストが安価なため、一点物、小ロットから対応することができます。
また、砂型で作ることのできない製品のご相談もお受けしております。

サイズと型代の目安

縦5×横5×高さ3センチまで
参考価格¥10,000
縦10×横10×高さ3センチまで
参考価格¥20,000
縦15×横15×高さ3センチ まで
参考価格¥30,000

※原型お持ち込みで1点の真鍮鋳物の場合の参考価格です。ご注文の数量・原型の形状・鋳物になった際の重量などにより価格は異なります。事前にご相談ください。
※サイズと価格は目安ですので、当てはまらなかったとしても、一度ご相談ください。

真鍮プレートの場合

  • 縦4.3×横23.5×高さ0.5 センチ
  • アルファベット9文字まで
  • 参考価格20,000円

※その他のサイズも承りますご相談ください。

砂型の製造方法

鋳型の中型鋳型を作るためには、中型が必要になります。

砂型の外型砂型は、木枠の中に水分を含ませると粘土質になる砂を詰め込んだものが、上下半分に分かれています。これが外型になります。

中型の型取り中型を半分ずつ型取ります。この時、中型を砂型から離れやすくするために石灰を振ります。

指とタンパーで砂を押し込む中型の形がしっかり砂に写し取ることことができるように、指とタンパーで砂を押し込みます。

中型を抜くと真鍮が流し込まれる空洞ができる中型を抜き、真鍮が流し込まれる空洞ができました。

外型の出来上がり砂型を合わせ、上下の砂型同士がピッタリと密着し、真鍮を流し込むための外型の出来上がりです。

湯口から溶かした真鍮を流し込む重しを掛け、上下の砂型を密着させ、湯口から溶かした真鍮を流し込みます。真鍮はすぐに固まるので、砂型の砂を崩すと中から鋳物が出てきます。

研磨して仕上げ真鍮を流し込んだ湯道によってできた余分な部分を切り離し、研磨して仕上げます。

製品の出来上がり研磨し終わったら、製品の出来上がりです。

中型について

中型は、砂の圧力に負けない強度を持ったものであれば、素材は自由です。木、金属、蝋、または3Dプリンターで起こした中型でも構いません。3Dプリンターでプリントされた造形物は、積層による縞及び凹凸等の段差が出てしまいます。これを研磨せずに砂型で型を起こすと、そのまま段差が出てしまいますので、研磨が必要になりますのでご注意ください。

中型の造形からご要望される場合は、別途お見積りとなります。